冬が旬の野菜について2/2☆
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本日は「冬が旬の野菜について☆2/2」を紹介いたします
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チンゲン菜
特徴:βーカロテン、ビタミンC、Eが豊富。
栄養素:βーカロテン、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維
効果:風邪予防、美肌、老化予防、がん予防、動脈硬化予防、糖尿病予防、高血圧予防
保存方法:濡らしたペーパーに包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。
美味しく食べるコツ:アクが少なく下茹でしないでそのまま調理に出来る。
βーカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率がアップするので、炒め物が一般的。
味噌汁の具にしたり、浅漬けにしたり、和の料理にも合う。

にんじん
特徴:βーカロテンダントツナンバーワン。1/4本で一日のβーカロテン摂取量の目標値を達成してしまうほど。
栄養素:βーカロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム
効果:風邪予防、がん予防、動脈硬化予防、美肌
保存方法:夏場は水気を切って新聞紙にくるんで野菜室へ。
冬場は常温でも大丈夫。使いかけはラップにくるんで冷蔵庫へ。
美味しく食べるコツ:βーカロテンを効率よく摂取するには、油で炒めた調理方法が最適。
βーカロテンは色の濃い部分程含まれる。皮ごと無駄なく食べるようにしましょう。

ネギ
特徴:アリシンが含まれており、ビタミンB1の吸収を高める。
栄養素:βーカロテン、食物繊維、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、アリシン
効果:風邪予防、美肌、老化予防、食欲増進、消化促進、がん予防、高血圧予防、疲労回復
保存方法:長ネギは新聞紙にくるみ、冷暗所に立てて保存。カットした残りはポリ袋に入れ野菜室に立てて保存。冷凍する場合は小口切りにしたものをラップして保存袋に。凍ったまま加熱調理を。
美味しく食べるコツ:水にさらしたり、長時間加熱するとアリシンの効果を失ってしまう。食べる直前にさっと火を通す程度にしましょう。

白菜
特徴:食物繊維とビタミンCが豊富。カリウムも多い。
栄養素:食物繊維、ビタミンC、イソチオシアネート、カリウム
効果:便秘解消、整腸作用、がん予防、風邪予防、美肌、老化予防、利尿作用
保存方法:半分に切ったものは根元に縦に切れ目を入れ(成長が止まり、鮮度が保たれる)、カットした断面にラップを密着させて野菜室で保管。
美味しく食べるコツ:部位に合わせた調理がおすすめ。
外側の葉はロール白菜の煮込み、クリーム煮、グラタンなど。
内側の葉は鍋物、炒め物に。
中心部分は一番柔らかいのでサラダに合う。
さっとゆでてポン酢で食べても美味しい。
シャキシャキ感を残すときには、繊維に沿って縦に切ると良い。

ブロッコリー
特徴:ケールからキャベツえお改良する過程で誕生したといわれている。
ファイトケミカルの一種でスルフォラファンがアブラナ科の植物の中で特に多く含まれている。
体内の発がん性物質を排除する作用があり、胃がんの原因となるピロリ菌の殺菌・抑制効果も期待できる。
栄養素:βーカロテン、ビタミンC、B群、E、K、カリウム、ルテイン、イソチオシアネート、セレン、食物繊維、スルフォラファン
効果:風邪予防、がん予防、美肌、糖尿病予防、動脈硬化予防
保存方法:あまり日持ちしないので、新鮮なうちに食べるのが基本。
丸ごと保存する場合はポリ袋に入れるか、ラップをして野菜室に立てておく。
冷凍する場合は房ごと小分けにしてかたゆでし、保存袋に入れて冷凍する。自然解凍でサラダに。また、凍ったまま加熱調理を。
美味しく食べるコツ:茹でるとき、お湯に油大さじ1を加える。
味も良くなり、ビタミンCの流失を防ぐ。
茎の部分も栄養豊富なため、捨てずに茹でて食べきりましょう。

水菜
特徴:京都生まれの食材。ビタミンC、Eが豊富。
栄養素:βーカロテン、食物繊維、ビタミンC、E、葉酸、カルシウム、ポリフェノール、ビタミンK
効果:風邪予防、美肌、老化予防、生活習慣病予防、動脈硬化予防、高血圧予防、骨粗しょう症予防
保存方法:濡らしたペーパーに包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。
美味しく食べるコツ:水菜の香りと辛味は肉類の臭みを消す効果があり、鍋物や煮物に最適。
油を使った炒め物はβーカロテンの吸収を良くする。
シャキシャキ感を生かす場合は、火を通し過ぎないこと。

れんこん
特徴:ビタミンCはトマトの3倍と大変多い。レモン果汁と同量含まれている。れんこんのビタミンCはでんぷん質で熱に強い。ナンニンは炎症を抑える効果があるため、「れんこん湯」としてのどの痛みや咳止めの民間療法に用いられている。
栄養素:食物繊維、ビタミンC、B1、B12、ムチン、カリウム、タンニン
効果:免疫力促進、美肌、高血圧予防、整腸作用、胃潰瘍予防、十二指腸潰瘍予防、疲労回復
保存方法:新聞紙にくるんで冷暗所に保存。
カットした場合はラップに包んで野菜室へ。2~3日日持ちする。
美味しく食べるコツ:変色を防ぐには切ったらすぐ酢水へ。5分ぐらい浸す。
ゆでたり、煮たり、炒めたり、どんな調理方法にも順応する。
シャキシャキ感を味わいたい場合は、火の通し過ぎに注意する。

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