献立について☆2/2
おはようございます
基本料理研究家emiのブログに来てくださりありがとうございます
本日は「献立について☆2/2」を紹介いたします
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献立上手になれるポイント
①「ごまは(わ)やさしい」を意識する
「ごまは(わ)やさしい」はバランスの良い食材の組み合わせの数え方。
ま=まめ ご=ごま わ=わかめ
や=やさい さ=さかな し=しいたけ
これらの食材がまんべんなく入っていると、不足しがちなカルシウムやビタミン。ミネラルなどの栄養素が加わる。
②五色の食材を意識する
和食の五味・五色・五法にのっとり、赤・黄・緑・白・黒の五色の食材をまんべんなく使うと、食材の栄養素バランスが整いやすい。
赤:牛肉、豚肉、赤身の魚、赤色野菜(トマト、赤ピーマン)
黄:かぼちゃ、とうもろこし、卵黄
緑:葉物野菜
白:穀類(ごはん・パン・麺)、鶏肉、白身の魚、魚介類(いか・ホタテ)、豆腐
黒:海藻類(もずく・のり)、キノコ類
③野菜を上手に使いまわす
キャベツや白菜、大根など、丸のまま買った場合、ども部分をどこの料理に使うかイメージしながら使い分けたり、五味・五法が異なる料理に活用すると食材の無駄もなく、経済的。
<キャベツの場合>
外側の大きい葉は、ロールキャベツに。
内側は刻んで、付け合わせやコールスローに。
他にも、炒め物や、和え物、スープにも活用出来る。和洋中いろいろなジャンルに変化させると良い。


④傷みやすい食材は優先的に使う。
日持ちがしやすい根菜類などもあれば、すぐに鮮度が落ちてしまう葉物の野菜や、もやしなどもある。
傷みやすい食材は鮮度の良いうちに使うよう、献立に組み込む良い。
☆魚料理はごみの日の前の日に!
魚料理を作るとどうしても気になるのが、下処理したときの生ごみや、食べ終わった後の頭や骨のごみ。
長くゴミ箱に入れておくと、臭いも気になるので、魚料理は生ごみの日の前の日に献立に入れると良いでしょう。肉の皮、油などを取ることが多い場合も同様。
⑤乾物のストックを上手に使う。
ひじき・切り干し大根・高野豆腐・ごまなど乾物は、長期保存ができ、困ったときのお助けの1品になったり、トッピングなどに使ってバリエーションが増え、栄養も補うことが出来る。
⑥「ごはんのおとも」を常備する。
納豆・梅干し・佃煮・鮭そぼろ・漬物などの、自分のお好みの「ごはんのおとも」を常備しておくと、副菜まで手が回らないときの1品になる。
日持ちするものを2~3種常備しておくと、いざという時に安心。
⑦定番料理のアレンジ&リメイク
定番料理を少しアレンジしたり、残った料理をリメイクして、次の日も美味しく食べられるように変身させると、レパートリーの幅がぐんと広がる。
週に1回は、アレンジ&リメイクレシピを登場させたり、冷蔵庫の残り物を整理する日と決めて、残り物で簡単に1品作ると、もっと料理上手に。
アレンジ例)
肉じゃが→鶏肉を加えて鶏じゃがに。
コチュジャンと味噌を加えて、ピリ辛肉じゃがに。

オムライス→クリームソースをかけてアレンジ。
炒めたご飯を入れて、きのこあんをかけて和風に。


リメイク例)
残った唐揚げ→炒めた野菜と南蛮酢に絡めて南蛮漬け風に。
卵でとじて丼ぶりにし、親子丼風に。


残ったボロネーゼのソース→チリパウダーをプラスしてタコス風に。
春巻きや餃子の皮で包んで、イタリアン春巻き・餃子に。


☆時間が経った揚げ物などは、衣の食感はもとに戻りにくいため、たれにからめたり、煮たりして変化を付けると良い。
スパイスをプラスしたり、思い切って和洋中ジャンルの違うものに変身させると、よりリメイク上手に。
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